今までも色々と健康セミナーやシンポジウムなどのイベントを開催して、活動し始めていました「国土交通省・スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」。

国・医療・建築が一つになって始める「健康長寿の省エネ住宅」なんですが、わが社直接のお客様のお宅でもいよいよ始まっています！

以前このブログでご紹介しましたが、まだ具体的な工事着手ではなく、今年度はまず現状の健康調査から始めています。

Ｍ様にはお忙しい中での２週間の記録、ご協力ありがとうございました！　m(_ _)m

そして先日のこと、「信州の健康・省エネ住宅を推進する会」会長でもある信州大学工学部建築学科の高木教授の下、研究を進めている信州大学・大学院生さんからの連絡で、再度Ｍ様のお宅へ追加調査に行ってきました。

前回も信州大学用の追加調査で外気温センサーを設置しましたが、今回はサーモカメラで室内環境の測定です。

先日温湿度測定した部屋を中心にサーモカメラで撮影・・・聞くところによるとこの測定機器は３００万円くらいするらしい・・・さすが信州大学！(^O^)

後ろからそぉと見ていると結構真っ青な部分が多く、この青い部分は寒く冷たい部分でして、大学院生さんに話を聞いてみたところ、このお宅の玄関からつながる廊下部分の床面付近の温度と外気温度がほぼ一緒とのこと・・・寒いわけです。(^_^;)

この廊下を通ってトイレに行ったり、脱衣室や台所ともつながっているので行き来が多いと思いますが、こういったところで急激に体が冷えたときにヒートショックが起きるわけで・・

スマートウェルネス事業によるリフォームは、こういったところを改善しながら健康と省エネを目指します！

これで次年度から工事を始められるようにこれから一生懸命プランニングします。工事完了後の次の冬には、また同じように健康調査したり、温熱環境測定してどれだけ改善されたか検証しますので、今から結果が楽しみです。(^_^)

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