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2017.03.22

現場での施工品質勉強会

先日、工務店数社で集まり、協力いただける工務店さんの実際の施工現場へお邪魔しての勉強会が、安曇野市の北穂高で開催され、参加してきました。

 

「建築基準法」「瑕疵保険設計施工基準」だけでなく、自社の品質基準をいかにを高めるか?その基準をどの様に定めるか?そんなところを、実際の施工途中の現場で実際の部位を確認しながらの研修でした。

 

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確かに、建築基準法瑕疵保険設計施工基準は明確な基準があり、それは理解できますが、あくまでも最低基準ですし、明確な基準がない部位も多々あります。

 

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そうなると現場毎に決まりが違ったり、あやふやな職人任せな施工基準も出てきてしまいますので、自社の施工品質を高めるためには、きちっとした品質基準・施工基準を明確に定める必要があります。

 

今回座学の部で改めて教えられたことですが・・工品質管理指針の限界領域として、「建築基準法」に基づく指針は、家づくり全体を100とするとわずか9%、瑕疵保険やフラット35の仕様書に基づく指針は38%・・公にされているだけでは合わせても47%、半分に満たないという事実。

 

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あとは性能評価や各建材レベルでメーカーの施工要領による指針で12%・・・まだ施工技術指針すらない部分が41%も残ります。現場監督や職人のスキルで判断される、バラツキの出るグレーな部分です。

 

そのグレーな部分をいかに明確な高品質基準作りできるかで、現場での施工品質を高められるかが決まってくると、今回改めて教えられました。

 

今回お邪魔した現場は、リビングから大自然の山々が望める素晴らしいロケーション、そしてキレイに管理された現場でした。(^^)

 

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