先日完成してお引き渡しさせていただいたお宅、午前中とはいえ暑いさなかでの引き渡し式でしたが、お邪魔した際にほどよくヒンヤリ・・・

おぉ！効いてる！　(^O^)

基礎断熱施工に躯体内セルローズファイバー高密度充填・・・建物全体の隙間相当面積（Ｃ値）の測定結果が０.５０ｃ㎡／㎡・・・うん、結果は良好！

断熱性能と気密性能を高めているので、外気の影響を受けにくいのはわかっていましたが、気になっていたのは「スマートエコ換気システム」 。

気密性能が高いと２４時間換気システムも、とても効率よく効果的な働きをしてくれますが、弊社の標準採用品は、「床下の地中熱を利用した換気システム」。地中熱の恩恵を受ける床下空間の温熱環境がどれほどか？　室内空間との空気循環は良好か？・・・

今回、お客様へのお引き渡しギリギリまで家中の窓を解放して作業していましたので、その辺の確認が私自身が十分に体感出来ずにお引き渡しの当日となってしまったのです。

その日も暑く、午前１１時前だというのに玄関屋根下の日影でも３７℃、結構ジリジリきます。　(^_^;)
室内窓際で計測・２４～２５℃・・・なかなかいいですねー！

床下の空気を室内へ送り出すスリット部で計測・・・

おぉー！スリット下の床下空間で１９.８℃、床上で２２.６℃、大げさかも知れませんがちょっとしたエアコンなみじゃないですか？！

引き渡し直前まで全てのカーテンが閉まっていたので、室温の上昇が抑えられていたこと、午前中なのでまだ外気も上がりきっていないことなど、条件に有利な要因はありましたが、まずまずの結果ではないでしょうか？

このままエアコンなしで夏を過ごせるとは言いませんが、冷房の消費エネルギー削減に大いに役立つと思いますよ！
床下の土間が冷えていて室温もまだ上がらない内は、窓を閉めたままで暑い外気を入れず、カーテンも閉めたまま日射を遮っていると、結構涼しさを維持しますので、そんなパッシブでエコな賢い住まい方、オススメですよ！

(^_^)v

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